たびのはなし。

「留学?ワーホリしてるの?」最近よく聞かれるこの質問に、「自分の思う『留学』を『ワーホリ』のビザでやっています!」と答えるようにしています。これから私みたいな旅をするであろう人たちの力に少しでもなれますようにという願いを込めて、ブログ頑張ります。

【マルタ留学生活】マルタ初日、カギの手ごわさを悟るの巻。

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ロンドン旅行からシチリアに帰ってきましたー!落ち着いたのでまたブログ更新したいと思います。

 

 

ほんまは語学学校決めのあとにも、いろいろ準備したことはあったのですが(クレジットカードやビザの申請、SIMの解除などなど、、)

こういう小難しいやつは、いろんな方がとってもわかりやすくまとめてくれてるので私はあえて書きませんっ!

 

そういえば、研究室の先生から「学部の3年生の子がマルタに語学留学しに行くらしいよ~」との知らせが。

 

なんとなく嬉しくて私の中のおせっかいおばさんが顔を出すのですが、直接関わりがあるわけでないのでおとなしくしておきます。。その子が私と知らずこのブログにたどり着いたらおもろいけどなぁ。

 

 

マルタに上陸したはいいがわからないことだらけ。

ほんで時は進んで、ついにマルタに到着!!ほぼ人生初めての海外ひとり渡航です!!!!

 

語学学校から事前に来ていたメールによると、お迎えの方が空港で待っててくれてるとのこと。

空港の出口付近できょろきょろしていると、私の名前が書かれたペラ紙を持っている筋肉もりもりの黒人お兄さんを見つけました。

一瞬固まりましたが、この人に違いありません。

「ハ、ハロー…アイム ぴっ、ぴっころ… 」

 

強面お兄さんはハローと返し、何か言い残して私の元を離れていきます。

え??どゆこと?

と戸惑っているとそのまま空港併設のカフェに入ってコーヒーで休憩タイム。

自由やなーーーーー!おい!!

たぶん、少し待ってろてきなことを言っていたのだとここで理解しました。

 

こんな感じではじまったマルタ初日はなかなか波乱の連続でした。

 

家を目前にして野宿を覚悟。

しばらくお兄さんが運転するバンに揺られていると、いつのまにか1軒の家の前に到着しました。

そう、これから滞在することになるシェアハウス!!

車を降りるときに学校からの書類や家のカギが入った封筒を渡してくれました。

さっぱりとお兄さんとお別れをし、いざシェアハウスの扉の前へ。

 

ん?あれ??封筒に入っていたカギで開けようと試みているのに開かない…!

時刻は朝の10時半。一緒に住むであろう方々がこの時間にいるとは思えない、、、

 

30分ほど格闘しました。しばらく絶望します。

けーたいはもちろん使えない。なぜか人通りすらない。

知らん土地に来て、家に入れずこのまま夜を迎えるのか。。

 

このときはまだ知らなかったのですが、マルタのカギのほとんどは一筋縄でいかないものが多く、コツがいります。なんでやねん、改良してくれや。

 

一か八かでインターフォンを押してみます。

すると中から

「ハーイ」いや、人おるんかーーーい!

見た目アジア系の女性が出てきました。

「あれ?日本人?」

おぉ、、こんな数分前まで超絶不安だったので日本人に会えたことに感動…!

玄関の開け方にはコツがあるらしく、だんだん慣れてくるらしい。

 

彼女はYさん。まつエクがばっちしキマってる、半年ほど前からここに住んでいる少し年上の日本人女性でした。

家の説明などをしてくれ、私の部屋まで案内してくれました。

 

20時間ほどの長いフライトのあとだったので、ひとまずシャワーを浴びることにしました。

 

さらなるカギの試練。

共有のシャワーはトイレと一緒になったユニットバスでしたが、水圧も温度も申し分ないもので一安心。

サッパリして部屋に戻ろうとしたところで、さらなるカギ問題発生。

 

開かない。。。トイレに閉じ込められたときのあの感覚。誰しもが一度は体験したことのあるあの恐怖、、

 

このときは異変に気付いたYさんが助けてくれました。

ドアの外から

「一回完全にぶっ刺して、若干カギを引きながら右に回して・・」

え、高度すぎませんか??加減がわからず、まったくうまくいきません。

Yさんに申し訳なく思いながらも、半泣きで格闘すること15分。

 

ガチャ。

やっと開きました。待って、これどこのカギもこんなに大変なの???大丈夫??私生きていける???

 

こんなマルタ初日でしたが、数日経つとすべてのカギが攻略できるようになりました☆

そしてついに明日から、はじめての語学学校です!

 

この日はルームメイトになるはずの子が帰ってこず、ひとりで眠りにつきました。このときはこの子に悩まされる日が来ることを知りませんでした、、